気づけば11年目突入。



少し10年を振り返り、拙いですが言葉にしておこうと思います。


イラストレーターを志したのは、デザイン事務所に就職して仕事する中で

イラストを発注する側から発注される側になりたいと思ったことと、

元々「好きなことを仕事にしたい」と思っていて

絵を描くことを仕事にしたいという気持ちが大きくなったのがきっかけ。


考えの甘かった私は、イラストレーターと名乗った途端どんどん仕事が来てすぐ軌道に乗れちゃった!を想像して退職し、ホームページをなんとか作って開業届を提出。

当時、若さゆえの勢いなのかアホなのか、なんの根拠もないのに不思議と自信しかなかった。(あの勢いや自信、今ほしい)


もちろん、そんなすぐに仕事はくるはずはなく…

どこかのプロデューサーさんに絵を見せに行ったり展示会やってみたり、イベントに出展したりなぜだかデザイン事務所のみに売り込みに行ったりしながら

最初の3年くらいは前職のデザインの仕事や知人からのデザインの仕事をメインに

月に数回ラーメン屋でバイトしたり、19時-0時の夜の時間帯でスポーツジムの受付をしたり、たまーに友人の紹介で出版社のイラストをやらせて頂いていた。

とにかく実績が欲しかった時期。


デザインとバイトばかりで全然イラストにシフトチェンジできない感じにもがき、デザインを辞めイラスト業メインに。

この時まで描いていた絵は本当に好きに描いていたので商業向けではなかったかもしれません。少しずつ”この媒体で使われるとしたら”に目が行くようになって

出版社に営業しながら(と言っても電話営業は数本で郵送メイン)少しずつ、お仕事がもらえるようになる。


5年目あたり、嬉しいお仕事がだんだんと増えていく中、

介護サポートだったり父が倒れたりと家族の気にかかることが重なり

まだまだペースをつかめていないイラスト業とそんなプライベートでの日々がとてもきつかった数年。

家族のことや仕事との慣れない日々に追われて自分をちゃんと見れてなった為に体調も崩したり余裕がない状況でしたが自分が思っていた以上に周りの友人たちがいてくれたことに心強かった事を覚えています。

この仕事を続けていく上で健康の大事さも深く学びになって生活習慣やメンタル、体質改善のきっかけになりました。

7年目

レギュラーのお仕事を頂けたり媒体の幅も広がってきました。

8年目あたりから、

「好きなことを仕事にしたい」と思ってやってきたことに

”好きなことを仕事になった今これから先とは”っていう壁が急に来て、

好きなことで仕事貰えて仕事できてるじゃんという変な達成感と

でもまだまだ稼ぎは十分ではないから「もっと絵で稼ぐ」と新たな目標を掲げてみたけど

お金は生活していく上で大事だけど絵で稼ぐと思った瞬間それはとてもつまらなくて、

目標迷子になった。

その壁を打破したのは

自分の描くものとクライアントの求めるもの、

自分の絵の強みとは、得意とは、表現の仕方、この仕事を通してどうしたらもっと喜んでもらえるか、役立てるか、

などとちゃんと向き合い始めてから。

本当はここを最初に考えないとならないことだったのかもしれません。

全く考えてなかったわけではないけれどそれは感覚的なものだったなぁと思います。

近頃は、表現の仕方の完成系をずっと模索してるので

いつになったら模索しなくて良いくらいの表現になって活躍されてる憧れの先輩イラストレーターさんみたいになれるんだろうと悩んでたけど同業者や先輩方のお話やツイッター、本などでみなさん常に模索し研究し積み重ね続けてるのを知り、”そういうもん”と認識できたら

まだまだ変化していけていつまでたっても面白い職業だなと思えた。

そう思ったら

絵を描くことの好きなことの原点は”喜んでもらいたい”だったことを思い出して

その原点に少し成長して戻ってきた。

そんな10年。

当初、経験の浅すぎる私にお仕事をくださった方々本当に感謝しております。

今もお仕事させて頂いたり、私を見つけてくださってご連絡やご依頼くださる方々に感謝致します。

ここまで続けてこれたのは

いつも応援してくれている家族や友人、今まで出会った方々のおかげだと思っております。

これからも周りの人々に感謝を忘れず恩を返せるように、喜びにつながる絵を研究し、

お役に立てるご縁がありますよう日々成長していきたいと思います。

(互いに成長できるような同業者さんとのつながりも深めていきたいです。)


今後ともどうぞよろしくお願い致します。

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